重度身体障害者と彼を支えるボランティアとの交流を描いたドキュメンタリー。
タイトル/
こんな夜更けにバナナかよ
サブタイトル/
筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち
原タイトル/
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著者/
渡辺 一史
1968年愛知県名古屋市生まれ。
北海道大学文学部行動科学科中退後、北海道を拠点にフリーライターとして活動。
デビュー作の本書で、第25回講談社ノンフィクション賞、第35回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
二冊目の著書『北の無人駅から』で、第16回林白言文学賞、第12回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、第34回サントリー学芸賞、第26回地方出版文化功労賞受賞。
訳者/
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シリーズ名/
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出版社/
北海道新聞社
出版年/
2003年
ページ数/
463p
価格/
1,980円(税込)
内容紹介/
人工呼吸器を着けながらも自由を貫き、ボランティアに対してはわがままし放題で、夜中にバナナが食べたくなったら「バナナが食べたい。買ってきて」と平気で要求する重度身体障害者と、生きる手ごたえを求めて介助に通う主婦や学生ボランティア。
2002年8月死亡した筋ジス患者・鹿野氏と24時間体制で自立生活を支えたボランティア達の心の葛藤を描く。
感想/
★★★★☆
著者の他の著作/
♦『北の無人駅から』
無人駅の存在に惹かれ、JRの鉄道PR誌で無人駅の連載記事を書くようになった作者が、印象に残った無人駅を改めて取材し、深く掘り下げて書いた作品。
♦『なぜ人と人は支え合うのか-「障害」から考える -』
2016年に相模原市で起きた障害者殺傷事件などを通して、人と社会、人と人のあり方を根底から見つめ直す。
映画化/
『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
公開年:
2018年
監督:
前田 哲
脚本:
橋本裕志
音楽:
富貴晴美
キャスト:
大泉洋、高畑充希、三浦春馬
その他/
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