アメリカ海軍特殊部隊SEALに所属した狙撃手自身によるイラク戦争従軍記録
タイトル | アメリカン・スナイパー |
サブタイトル | – |
原タイトル | American Sniper |
著者 | クリス・カイル 略歴等 1974年アメリカ合衆国テキサス州オデッサで、教会の執事の長男として生まれる。 父は聖職者でだったが狩猟には肯定的で、息子であるクリスにも幼い時から銃を扱わせていた。 高校を卒業すると、ブロンコ・ロデオのプロ競技者として生計を立て始めたが、腕を痛めて断念した。 腕の怪我が回復した後、軍への入隊を決意し在籍していた大学を中退し、アメリカ海軍NavySEALsの24週間に亘る水中破壊工作基礎訓練課程(BUD/S)を終了後、NavySEALsのチーム3に配属された。 2003年にイラク戦争が始まると、2009年に除隊するまで4回に渡りイラクへ派遣され激戦地を転戦。イラク軍およびアルカーイダ系武装勢力の戦闘員160人(公式戦果のみ、非公式255人)を殺害した。 味方からは「史上最高の狙撃手」と評され多数の勲章を得、敵からは「悪魔」と評され懸賞金が懸けられた。 除隊後は、軍や法執行機関の隊員に軍事訓練を行う民間軍事会社「クラフト・インターナショナル社」を立ち上げるとともに、講演、執筆活動を行い、戦闘体験を綴った回想録『ネイビー・シールズ最強の狙撃手(原題:American Sniper)』は、後にベストセラーになった。 一方、こうして得た資金の一部を元に、PTSDに悩む帰還兵や退役兵のためのNPO団体「FITCO Cares Foundation」を設立し社会復帰に向けた支援活動に取り組んでいた。 2013年、テキサス州の射撃場でPTSDを患う元海兵隊員エディー・レイ・ルースに射撃訓練を行わせていたところ、ルースが突然カイルに向け発砲、撃たれたことで死亡した。 |
ジム・デフェリス 略歴等 その他の主な著書 シックス・センス(M Night Shyamalan 原作) NYPD No.1ネゴシエーター最強の交渉術(共著) | |
スコット・マキューエン 略歴等 その他の主な著書 スナイパー・エリート(共著) | |
訳者 | 田口 俊樹/〔ほか〕 略歴等 1950年生まれ。早川書房の本をはじめ多くの翻訳本がある。 |
シリーズ名 | ハヤカワ文庫 |
出版社 | 早川書房 |
出版年 | 2015年 |
ページ数 | 499p |
価格 | 920円 |
内容紹介 | イラク戦争に4度にわたり従軍して160人の敵を仕留めた、アメリカ海軍特殊部隊SEAL所属の狙撃手クリス・カイルが、みずからの歩みと戦争や家族に対する想いを綴った真実の記録。2015年公開同名映画の原作。 |
感想 | ★★★★☆ |
著者の他の著作 | – |
映画化 | タイトル : アメリカン・スナイパー 制作国 : アメリカ合衆国 公開 : 2014年 監督 : クリント・イーストウッド 脚本 : ジェイソン・ホール 制作 : クリント・イーストウッド ロバート・ロレンツ ピーター・モーガン アンドリュー・ラザール ブラッドリー・クーパー 出演者 : ブラッドリー・クーパー シエナ・ミラー その他 : アメリカで公開された戦争映画史上最高の興行収入 |
(アマゾン) | |
その他 | – |