イタリア・マフィアの激烈な抗争の中心人物として恐れられ20年を超えて今なお服役する男の衝撃の回想録
タイトル
復讐者マレルバ
サブタイトル
巨大マフィアに挑んだ男
原タイトル
Malerba
著者
●ジュセッペ・グラッソネッリ
1965年、イタリア・アグリジェント県ポルト・エンペドクレ生まれ。
1980年代末から90年代初頭にかけてシチリア・マフィアの主流である「コーザ・ノストラ」と抗争をくり広げた新興マフィア「スティッダ」の中心人物。
1992年に逮捕され、2017年現在も服役中
●カルメーロ・サルド
1961年、イタリア・アグリジェント県ポルト・エンペドクレ生まれ。全国放送のテレビニュースTG5で副編集長を務めるジャーナリスト。
訳者
飯田亮介
1974年生まれ。
中部イタリア・マルケ州モントットーネ村在住。
日本大学国際関係学部卒業、中国雲南省雲南民族学院中文コース履修、ペルージャ外国人大学イタリア語コース履修。
訳書に、『反戦の手紙』(WAVE出版)、『素数たちの孤独』『兵士たちの肉体』『海にはワニがいる』(以上、早川書房)などがある。
早川書房より多くの翻訳本を出している。
シリーズ名
–
出版社
早川書房
出版年
2017年
ページ数
460p
価格
2,420円
内容紹介
シチリアの少年アントニオ・ブラッソ(著者グラッソネッリの仮の名)は手がつけられない悪ガキで、「マレルバ(雑草)」と呼ばれていた。
17歳でお尋ね者となってハンブルクに逃れ、ギャンブラーとして放蕩生活を送っていが、21歳のある日、巨大マフィアに彼と家族が襲われ彼の人生は一変する。
復讐者と化したアントニオは賭博で金を稼ぎ、銃を仕入れ、敵を撃つ。
やがて新興マフィアのボスに成り上がり、仇敵を追い詰める。
激烈な抗争の中心人物として恐れられ、20年を越えて今なお服役する男の血塗られた回想と懺悔録。
レオナルド・シャーシャ文学賞受賞作。
感想
★★★☆☆
著者の他の著作
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映画化
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その他
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