新型コロナ、季節性インフルエンザ、スペイン風邪を比較。
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新型コロナ、季節性インフルエンザ、スペイン風邪の「致死率」「流行期間」を比較。





イントロ

新型コロナとは・・・

現在パンデミック(感染爆発)が発生しているCOVID-19のこと。


季節性インフルエンザとは・・・

毎年冬に流行するインフルエンザウイルスによる感染症のこと。


スペイン風邪とは・・・

1918~1920年に歴史上3番目に多い死者を出したインフルエンザウイルスによるパンデミックのこと。


歴史上のパンデミックを死者数の多い順に並べると次のとおり。

1位 ペスト/黒死病………死者2億人(1347〜1351年)
2位 天然痘………死者5600万人(1520年)
3位 スペインかぜ………死者4000〜5000万人(1918〜1920年)
4位 ペスト/東ローマ帝国………死者3000〜5000万人(541〜542年)
5位 エイズ………死者2500〜3500万人(1981年〜現在)
6位 ペスト/19世紀の中国とインド………死者1200万人(1855年)
7位 ペスト/ローマ帝国………死者500万人(165〜180年)
8位 ペスト/17世紀の大疫病………死者300万人(1600年)
9位 アジアかぜ………死者110万人(1957〜1958年)

出所:FINDERS



致死率


<日本>

新型コロナ……1.68
季節性インフルエンザ……0.01~0.1
スペイン風邪……1.63

<世界>

新型コロナ……2.45
季節性インフルエンザ……0.1~0.5
スペイン風邪……2.50

注)
致死率=死亡者数÷感染者数
日本の値の出所は次のとおり。
新型コロナ~厚生労働省、2020年11月12日時点。
季節性インフルエンザ~多数の説があるので範囲で表示。
スペイン風邪~Wikipedia(内務省衛生局)
世界の値の出所は次のとおり。
新型コロナ~Wikipedia(各国保健省庁、New_York_Times等)、2020年11月12日時点。
季節性インフルエンザ~多数の説があるので範囲で表示。
スペイン風邪~Wikipedia

 

結論

・新型コロナは季節性インフルエンザに比べて、日本では少なくとも16倍、世界では少なくと5倍。

・新型コロナはスペイン風邪と同程度(日本でも世界でも)。


流行期間


スペイン風邪では次のとおり。

1918年~1920年3年間)

また、感染者は、全世界で5億人、当時の世界人口(18億~19億)のおよそ27%とされている。


丸新型コロナウイルスでは次のとおり。

2019年末~(現在1年目)

感染者は、全世界で5,300万人、世界人口(77憶)のおよそ0.7%(2020年11月12日現在)
(全世界で7.7憶人、世界人口(77憶)の10%というWHOの専門家の推計もある。)

結論

・スペイン風邪は、流行期間は3年で、世界人口に占める感染者割合は27%。

・新型コロナウイルスは、現在、流行1年目で、世界人口に占める感染者割合は0.710%?

 

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