人喰い
| ノンフィクション本

大富豪ロックフェラー家の一員が人喰い族の地で失踪した

タイトル
人喰い

サブタイトル
ロックフェラー失踪事件

原タイトル
Savage harvest

著者
●カール・ホフマン
1960年5月4日、アメリカ合衆国ワシントンD.C.生まれ。
ジャーナリスト、作家。
マサチューセッツ大学アマースト校卒業。
ナショナルジオグラフィックトラベラー、ワイアードの元寄稿編集者であり、アウトサイド、スミソニアン、メンズジャーナル、ナショナルジオグラフィックアドベンチャー等に多くの記事を発表している。
アフガニスタン、スーダン、コンゴ、ニューギニア、グリーンランド、モンゴル、ロシア、中国、インドネシアなど75カ国以上を旅している。

●奥野 克巳(監修)
1962年、滋賀県生まれ。
立教大学異文化コミュニケーション学部教授。
大学在学中にメキシコ先住民を単独訪問し、東南・南アジアを旅し、バングラデシュで仏僧になり、トルコ・クルディスタンを旅し、大卒後、商社勤務を経てインドネシアを一年間放浪後に文化人類学を専攻。
一橋大学社会学研究科博士後期課程修了。
著書:
『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』
『文化人類学のレッスン』”

訳者
●古屋 美登里
1956年、神奈川県生まれ。
翻訳家、エッセイスト。
早稲田大学教育学部卒業後。
20代から翻訳を始め、当初はコンピューター、ビジネス書、のち英米の小説やノンフィクションを訳す。
10代後半から倉橋由美子の薫陶を受け、倉橋の死後、倉橋作品の復刊に携わる。
翻訳本多数。

シリーズ名
亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ

出版社
亜紀書房

出版年
2019年

ページ数
431p

価格
2,500円

内容紹介
1961年、首狩り族の棲む熱帯の地で財閥の御曹司が消息を絶った。全米を揺るがした「ロックフェラー失踪事件」の真相に迫り、人類最大のタブーに挑む。
●マイケル・ロックフェラー(1938年5月18日 – 1961年11月17日以降)
アメリカ合衆国の民族学者。
ネルソン・ロックフェラーの息子で、ロックフェラー家の一員。
ハーバード大学で民族学を専攻、その過程でニューギニア・イリアンジャヤの部族に興味を持ち、特に、ダニ族と当時首狩りの風習が残っていたアスマット族の研究を行ない、彼らの木彫りの美しい美術品を収集するなどしていた。
しかし、1961年11月17日、仲間のオランダ人学者と共に研究から帰る途中、乗っていたポンツーンが風に煽られて転覆、「助けを呼びに行く」と言って彼を残して岸へと泳いで行ったまま、消息を絶った。
息子の不明を知ったネルソンは直ちに現地入りし、大規模な捜索を行なわせたが発見出来ず、マイケルの行方は永久に不明のままとなった。
一部では首狩り族に殺され食べられたと報じられた。
その後、ネルソンはマイケルが世界各地で集めた美術品をメトロポリタン美術館に寄贈した。
ジョナサン・ヘンズリー(アメリカ合衆国出身の脚本家、映画監督、映画プロデューサー)は2007年、この事件をモチーフにしたオリジナルビデオ『実録・リアル食人族』を制作した。”

感想
★★★☆☆

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映画化

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