マレー鉄道
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沢木耕太郎の『深夜特急』にも登場、マレー半島を縦断するマレー鉄道。



 

延長/

 

1,699km

 

隣国との接続/

 

タイおよびシンガポールと接続している。

 

経営/

 

上下分離方式

上部(運営・運行)…マレーシア鉄道公社
下部(資産所有・管理)…鉄道資産公社

両社は1992年にマレーシア国有鉄道から事業を受け継ぐために設立された。

 

路線/

 

3つの本線といくつかの支線から構成されている。

ケダ線(158km)……地図では赤点
パダン・ブサール~ブキッ・ムルタジャム

ウエスト・コースト線(785km)……地図では青点
バターワース~クアラルンプール~ウッドランズ・トレイン・チェックポイント

●イースト・コースト線(528km)……地図では黒点
トゥンパ~グマス

 

 

KTM INTERCITY SYSTEM MAP ↓

 

 

旅客輸送サービス/

 

次の3つに分けることができる。

『KTMインターシティ』…長距離列車を運行する。
『KTMエレクトリックトレインサービス(ETS)』…都市間高速電車を運行する。
『KTMコミューター』…クアラルンプール近郊で通勤電車を運行する。

各種列車の概要は次のとおり。

『KTMインターシティ』
●最高速度120km/h
●ディーゼル機関車が牽引
●クラスは1st、2nd、エコノミーがある。
●運賃は、マレーシア国内で5RM(リンギット)であればシンガポールでは5SGD(シンガポールドル)となり換算されることはないので、1MYR(RM)≒26円、1SGD≒79円(2021.2月)だと、シンガポールは3倍となる。
●外国人を対象にしたレールパスがある。
クアラ・ルンプール・セントラル駅等主要駅で販売されている。
5日間有効~35USD(3,675円、1USD≒105円(2021.2月))

『KTMエレクトリックトレインサービス(ETS)』
●最高速度140km/h
●都市間高速電車
●ETSにはプラチナ、ゴールド、シルバーの3種類があり、その順に停車駅が多くなる。
●全席指定。
●運賃
同区間を運行しているKTMインターシティの1等と2等の中間程度に設定されている。

『KTMコミューター』
●最高速度120km/h
●全線複線電化
●運賃体系はKTMインターシティとは別になっており、同じ区間でも異なっている(一概にどちらが高額かは言えない)。

 

 

料金例/

 

『KTM ETS』
BUTTERWORTH → KUALA LUMPUR
距離:約300km
時間:09:30発 13:34着(04h04m)(プラチナ)
料金:MYR 78.00(2,028円、1MYR(RM)≒26円(2021.2月))

 

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