フィリピン/熱帯モンスーン気候
| 予備情報

フィリピン共和国は、熱帯モンスーン気候。

 

 

どんな国?

 

 

国旗

 


白、青、赤、黄の4色からなる。
白は平等と友愛を、青は平和、真実と正義を、赤は勇気と愛国心を象徴し、黄色い太陽は自由を意味している。
3つの星は主な島であるルソン島・ミンダナオ島・ヴィサヤ諸島を象徴している。
太陽から伸びる8本の光条は、フィリピン独立革命の際、最初に武器を取ったルソン島所在の8州(パンパンガ州、ブラカン州、リサール州、カビテ州、バタンガス州、ラグナ州、タルラック州、ケソン州)を表している。
戦争の時には、天地を逆にして勇気と愛国心を表す『赤』を上にし強調する。
2009年9月27日、国会は、スペイン植民地時代にも屈服しなかったムスリムに敬意を表し、光条を1本増やして9本とする議案を可決したが、2020年6月現在、デザインはまだ改定されていない。

 

人口

 

10,670万人(2018年)

マニラ~178万人、(首都圏人口約1,288万人)(2015年)

 

首都

 

マニラ

 

位置(気候帯)

 


マニラ  ~ 北緯14度(熱帯)
参考:
札幌市  ~ 北緯43度(冷帯)
東京都  ~ 北緯36度(温帯)
沖縄本島 ~ 北緯26度(温帯、俗に亜熱帯)

 

 

気温と降水量

 


出所:気象庁ホームページ「世界の気候」

 

 

 

物価

 

マニラ~80位/調査209都市中
参考:東京~3位
出所:マーサー2020年世界生計費調査

 

民族

 

マレー系が主体、ほかに中国系、スペイン系及び少数民族がいる。

 

著名人

 

マニー・パッキャオ

 

 

民族衣装等

 

・男性~バロン・タガログ
バナナの葉やパイナップルの葉を原料に作られています。
麻のようにハリがあり、耐久性も抜群です。
生地はしっかりしていますが薄手で涼しく、フィリピンの暑い気候にも適しています。
また、透けて見えるくらい薄いのは、スペインに統治されていた時代に武器を持っていないことを示すためだったそうです。

・女性~テルノ
男性のものと同じく、パイナップルなどの繊維でできています。
袖が膨らんでいるのが特徴で、ヨーロッパのドレスのようなデザインです。
胸元に刺繍があり、エレガントで上品な印象を与えます。
定番色はオフホワイトですが、赤や青、ピンクなどのカラーバリエーションもあります。

 

 

言語

 

国語はフィリピノ語。
公用語はフィリピノ語と英語。
(フィリピノ語とタガログ語は殆ど同じで、フィリピノ語の基盤となったのがタガログ語)。
80前後の言語がある。

 

宗教

 

カトリック83%、その他のキリスト教10%、イスラム教は5%

 

一人当たりGDP

 

3,512ドル(2019年、世界127位)
参考:日本~40,256ドル(2019年、世界25位)

 

通貨

 

フィリピン・ペソ
2.16円(2020.11月)

 

レートが良い両替所

 

フィリピン現地の両替所

理由:
通貨の流通において、世界的に日本円の方がフィリピンペソより順位が高く、貨幣としての価値が強いからです。
フィリピンペソの方が弱い貨幣となりますので、弱い紙幣を取扱うのは換金を行う銀行としては損となりえるので、その分手数料を大きく得るように考える結果、レートを悪くしているのです。
ただし、現地といってもホテルや空港は手数料が多めですのでレートが悪いことがあります。

 

 

 

主な国際空港(日本直行便あり)

 

①ニノイ・アキノ国際空港
②マクタン・セブ国際空港

 

主な就航会社(日本直行便あり)

 

①フィリピン航空、セブパシフィック航空、ANA、JAL、ジェットスター・アジア航空、ジェットスター・ジャパン、デルタ航空
②フィリピン航空、セブパシフィック航空

 

主な都市間交通

 

主流は都市間バス。
鉄道は、現在、中長距離の旅客輸送を行う鉄道はルソン島にある国鉄線のみだが、それもピナトゥボ火山の噴火や台風の影響により運休箇所が多い。

 

世界文化遺産

 

・フィリピンのバロック様式教会群(ルソン島、マニラ、パオアイなどの街に残るスペイン様式の教会)
・フィリピン・コルディリェーラの棚田群(ルソン島北部)
・ビガン歴史都市(ルソン島北部)

Saint Augustine Church↓(イロコス・ノルテ州のオアイ市)

 

世界自然遺産

 

・トゥバタハ岩礁自然公園(フィリピン諸島の南西にあるパラワン島の東の岩礁)
・プエルト・プリンセサ地底河川国立公園(フィリピン諸島の南西にあるパラワン島)↓

・ハミギタン山域野生生物保護区(東ダバオ州にある標高1,637メートル山とその周辺地域は、国内有数の多彩な野生生物の生息地になっており、固有種を含むウツボカズラ属や、近絶滅種のフィリピンワシが含まれる。)

 

 

チップの習慣

 

フィリピンを支配したスペインやアメリカなどチップ文化をもつ国の影響により、自然に根付いています。
ただ、チップの習慣はアメリカほどではなく、どんな状況でもチップを支払わなければならないということはないですし、要求されることもありません。
タクシー、レストラン、ホテル、その他の場面で、良くしてもらったと思ったら10~50ペソを渡すくらいで良いです。

 

ビザ

 

30日間以内の滞在ならビザは不要。

 

 

以上でした。

 

 

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