韓国旅行での決済方法|クレジットカード、WOWPASS、現金

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韓国は、グルメやショッピングを求めて日本人が最も訪れる海外旅行先となっています。店舗などで支払いをする場合、韓国では現金よりもキャッシュレス決済が多く行われています。

そうはいっても、市場や屋台、個人商店などでは現金支払いのみのケースもあります。ここでは、訪韓時の主な決済方法についてご紹介します。

韓国の決済事情

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韓国は世界ナンバー1のキャッシュレス決済国で、キャッシュレス決済比率(現金以外での支払額÷民間消費支出額)は9割超と日本の4割を大きく上回っています。韓国でキャッシュレス決済が普及したのは、1997年のアジア通貨危機を乗り越えるために政府主導で行われたクレジットカード利用促進政策などによります。

韓国のキャッシュレス決済で主流となっているのは、クレジットカードおよびデビットカードで、コンビニ、タクシー、地下鉄、屋台などほぼ全ての場所で利用できます。日本で発行されたカードであっても、VisaMastercardJCBAmerican Expressといった国際ブランドであれば、問題なく使うことができます。

地下鉄の改札などタッチ決済の場合には、タッチ決済対応のカード(リップルマークがあるもの)が必要です。

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クレジットカード以外のキャッシュレス決済としては、電子マネーやQRコード・バーコードを介してのコード決済も利用されています。韓国を訪れる日本人旅行者には、チャージ式プリペイドカードWOWPASS(ワオパス)が人気です。

日本で発行されたクレジットカードを韓国で使用する際の手数料

韓国はキャッシュレス決済が進んでおり、中でもクレジットカード決済が主流です。日本で発行されたクレジットカードを日本国内で使用する場合には、分割払いやリボ払いでなければ手数料は発生しません。

しかし、国外で使用する場合には、現地通貨での決済を日本円に換算するための手数料がかかってきます。この費用は、国際ブランド(Visa、Mastercard、American Expressなど)の手数料カード会社(楽天カード、クレディセゾンなど)の手数料から成ります。

国際ブランドの手数料は、ブランドや現地通貨により異なりますが、おおよそ1%未満で、韓国ウォンの場合はどのブランドでもほとんど変わりません。一方、カード会社の手数料は、カード会社や国際ブランドにより異なりますが、以下のとおりおおよそ1 ~3%代となっています。

【クレジットカードを国外で使用する際の手数料(%)(会社別)】

クレジットカード
Visa  Master JCB    Amex 
楽天カード 3.63 3.63 3.63 3.63
セゾンカード 3.85 3.85 3.85 3.85
イオンカード 1.60 1.60 1.60
MUFGカード 3.85 3.85 2.04 2.00
三井住友カード  3.63 3.63
PayPayカード 3.85 3.85 3.85
Dカード 3.85 3.85

(2026年2月8日現在)

チャージ式プリペイドカードWOWPASS(ワオパス)

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韓国を訪れる外国人旅行者向けに2022年7月から提供されているチャージ式プリペイドカードWOWPASSについてご紹介します。

WOWPASSの機能

WOWPASSは、「プリペイドカード機能」のほか、「両替機能」、「交通系ICカード機能」、「韓国ウォン引き出し機能」を有しているオールインワンのカードです。

WOWPASSを「プリペイドカード」として使用するには、空港や主要駅などに設置されている専用機にカードを挿入し現金を投入すれば、カードに韓国ウォンがチャージされプリペイドカードとして使用できます。カードのICチップを読み込ませる方式なので、クレジットカードが使えるところであれば、プリペイドカードとしてWOWPASSが使えます。

専用機に投入する現金は、16か国の通貨に対応しており、日本円は、1,000円札、5,000円札、10,000円札が使用できます。

専用機に日本円を投入すると韓国ウォンでチャージされますが、その際の「両替」レートは、比較的良好とされているソウル明洞(ミョンドン)の両替所とほぼ同等で、空港や銀行よりお得となっています。

WOWPASSにチャージできる上限額は最大100万ウォンで、このウォンを専用機から「引き出す」こともできます。その際の手数料は1回の利用につき1,000ウォンで、引き出し上限額は1回あたり10万ウォンとなっています。

韓国ウォンでの引き出しとなるので、日本円が必要であれば両替する必要があります。

WOWPASSは、「交通系ICカード(T-money)機能」も有しています。T-money(ティーマネー)は、韓国全土の地下鉄、バス、タクシーで使えるプリペイド式交通系ICカードで、日本のSuicaやPASMOに相当します。

なお、WOWPASSの交通系ICカード(T-money)機能は、残高管理が他の機能とは別になっています。T-money機能用残高がゼロであれば、その他機能用残高が残っていてもT-money機能は使えません。

また、T-money機能以外のその他の機能用残高を増やす場合には、16か国の通貨でチャージができますが、T-money機能用残高を増やす場合は、ウォンでしかチャージができないので注意が必要です。

WOWPASSの入手方法

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WOWPASSは、現地の専用機やQoo10公式ストア(日本へ配送される)のほかいくつかの方法で購入ができます。ここでは、韓国国内の空港、主要な地下鉄駅、ホテル、ショッピングモールなど350か所以上に設置されている専用機で購入する方法をご紹介します。

準備するもの
 

専用機に投入する日本円(一万円札、五千円札、千円札のみ)、パスポート

手順① 

専用機は、韓国語、英語、日本語、中国語に対応しているので、「日本語」を選択します。

手順②

WOWPASSカードを発行するか、両替をするかの2択画面が出てくるので、「WOWPASSカード」を選びます。(「両替」は日本円をウォンに替えられますが、カード発行後に利用できます。)

手順③

WOWPASSについての説明画面が出てきたら内容を確認し問題がなければ、「始める」ボタンを押します。

手順④

サービス選択画面で「新規カードの発行」「チャージ」「引き出し」「カードの再発行」が表示されるので、「新規カードの発行」を選びます。(カード発行済の場合は、「チャージ(円などの現金のみ対応)」「引き出し(ウォンでの引き出し)」「カードの再発行」を利用できます。)

手順⑤

サービス選択画面で「このまま発行」「引き換えコード発行」が表示されるので「このまま発行」を選びます。WOWPASSアプリやネットで事前予約をしている場合は「引き換えコード発行」を選択します。

手順⑥

投入する現金の種類とレートが表示されるので、日本円を投入する場合は「日本」を選択します。

手順⑦

パスポートをスキャンします。

手順⑧

「メンバーシップ入会費」(カード発行手数料)5,000ウォンを請求されるので、「すべて同意する」ボタンを押します。

手順⑨

日本円(一万円札、五千円札、千円札のみ)を投入するとウォン換算されチャージ金額が表示されます。

手順➉

カード発行」ボタンを押します。

手順⑪

次の画面で、「ウォン現金も必要ですか?」と聞かれるので、必要な人は「はい」を選択し次の画面へ、不要な人は「いいえ」を選択しカードを受け取ります(手順⑬へ)。

手順⑫

「ウォンがどのくらい必要ですか?」「10,000ウォン」「20,000ウォン」「30,000ウォン」「40,000ウォン」「50,000ウォン」の選択画面が出るので、必要な額を選択します。すると現金そしてカードが出てきます。

手順⑬

WOWPASSカードを有効化するためカードリーダーに挿入します。しばらく待ち、「カードを抜く」という画面がアクティブになったら有効化の完了です。

現金(ウォン)で支払いをする

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韓国はキャッシュレス決済が進んでいるといっても、屋台や市場などで現金が必要になる場合があります。また、交通系ICカード「T-money」へのチャージは、専用機だと現金のみとなっています。

現金(韓国ウォン)を入手するには、空港や市中の両替所で両替する、WOWPASSを使って両替する、クレジットカードで海外ATMキャッシングするといった方法があります。

海外ATMキャッシングは、空港、銀行、市中のATMで海外キャッシング枠が設定されているクレジットカード(VISA、Mastercard、JCBなど)で、VISAだと「Plus」、MastercardやJCBだと「Cirrus」のマークのついたATMを利用します。

韓国で現金のウォンを入手する際の手数料ですが、両替所だと空港よりも市中の方が有利で、WOWPASSは市中の両替所と同じくらいとなっています。

クレジットカードでのATMキャッシングは、クレジットカードでの決済と同様に、国際ブランドの手数料、カード会社の手数料がかかりますが、そのほかにもATM使用することによるカード会社およびATMオーナー手数料、返済までの利息がかかってきます。

ATM使用によるカード会社の手数料は、引出し金額が1万円(日本円換算)以下の場合は110円(税込)1万円超の場合は220円ですが、無料の会社もあります。また、ATMオーナー手数料はクレジットカードだと基本無料で、デビットカードなどでかかってきます。

クレジットカードでのATMキャッシングは、返済が遅れなければ利息は小さいので、カード決済と大差はないと言えます。

現金を入手する各方法の手数料等は、以下のとおりです。

現金入手方法     手数料 利便性等
空港両替所 高   ・24時間営業で到着後すぐにウォンを入手できる
市中両替所 低   ・違法な無認可両替所を避けること
WOWPASS両替 低   ・300箇所以上の専用機械で24時間両替やチャージができる
海外ATMキャッシング 中  

・ATMでキャッシングができ手数料も抑えられるので、早期返済可能なら便利

まとめ

本記事では、韓国はキャッシュレス決済が進んでいること、キャッシュレス決済の主流となっているクレジットカード利用時の手数料、外国人旅行者向けに提供されているWOWPASSなどについてご紹介しました。キャッシュレス決済およびキャッシングには様々な方法がありますが、韓国では外国人旅行者向けに提供されているWOWPASSが便利で比較的有利なようです。