ローリングストーン誌の「史上最高の歌手100人」で第1位、クイーン・オブ・ソウル、アレサ・フランクリン。
アレサ・フランクリン Aretha Franklin
1942年 – 2018年
1960年 – 2017年
テネシー州メンフィス
Soul
R&B
gospel
jazz
pop
アレサ・フランクリンは、ビルボードチャートに112曲のシングルを送り込み、18のグラミー賞を受賞し、世界中で7500万以上のレコードを販売している。
幼少期から父親のマネージメントで、教会で歌い、ピアノをひいていた。
1960年
18歳の時にポップミュージックをレコーディングし、それがコロムビアレコードの注目を集めて契約。
コロンビアレコードからの最初のシングル「TodayI Sing the Blues」は、ホットリズム&ブルースセラーズチャートのトップ10に到達した。
1961年
コロンビアは、フランクリンのファーストアルバム Aretha: With The Ray Bryant Combo をリリース。
シングル Won’t Be Long をフィーチャーしたアルバムは、R&Bチャートで7位となる。
最初のヒットシングルとなった Rock-a-Bye Your Baby with a Dixie Melody は、オーストラリアとカナダでトップ40に到達した。
1962年
コロンビアはさらに2枚のアルバム、The Electrifying ArethaFranklin と The Tender、the Moving、the Swinging ArethaFranklin をリリース。
後者はビルボードチャートで69位に達した。
1965年
バラード「Runnin’Out of Fools」でR&Bチャートのトップ10に到達。
この頃までに、ナイトクラブや劇場での公演から年間10万ドルを稼いでいた。
1966年
コロンビアとの契約は失効し、アトランティックレコードに移る。
1967年
I Never Loved a Man (The Way I Love You) をリリース。
R&Bチャートで1位になり、Billboard Hot 100でも最高9位となり、フランクリン最初のトップ10ポップシングルとなった。
オーティスレディングの「Respect」をリリースし、R&Bチャートで1位になる。
「リスペクト」は彼女の代表曲となった。
アトランティックレコードでのデビューアルバム、I Never Loved a Man the Way I Love You も商業的に成功。
アルバムからのシングル Baby I Love You と (You Make Me Feel Like) A Natural Woman が、トップ10に入る。
1968年
アルバム Lady Soul and Aretha Now をリリース。
アルバムには、「Chain of Fools」、「Ai n’t No Way」、「Think」、「I Say a Little Prayer」など、最も人気のあるヒットシングルが含まれる。
グラミー賞で、最優秀女性R&Bボーカルパフォーマンス等2部門を獲得。
タイム誌の表紙に登場。
1972年
アルバム Amazing Grace をリリース。
200万部以上を売り上た。
1979年
アトランティックレコードと契約解消。
ハリウッドウォークオブフェイムでスターを受賞。
1980年
アリスタレコードと契約。
映画「ブルースブラザーズ」に出演。
1982年
アルバム Jump to It で、7年ぶりにゴールドレコードを達成。
1985年
アルバム Who’s Zoomin’Who? リリース。
プラチナ認定を受ける。
アルバムからは、ヒット曲「Freeway of Love」、タイトルトラック、「Another Night」が出て、100万枚を超える売り上げを記録。
1987年
WWEのレスルマニアⅢで、America the Beautiful をパフォーマンス。
ロックの殿堂入りした最初の女性となる。
1991年
アルバム What You See is What You Sweat リリース。
1993年
ダンスソング「A Deeper Love」が久しぶりにチャートイン。
1994年
「Willing to Forgive」が、Hot 100で26位、R&Bチャートで5位。
グラミー生涯功労賞を受賞。
1998年
シングル「A Rose Is Still a Rose」がトップ40入りし、同名アルバムがゴールドアルバムとなる。
2003年
アルバム So Damn Happy リリース。
シングル「Wonderful」は、グラミー賞を受賞。
2005年
大統領自由勲章を授与される。
2006年
故郷のデトロイトで開催されたスーパーボウルXLで、アーロン・ネヴィルとドクター・ジョンと一緒に国家を演奏。
2007年
デュエットコンピレーションアルバム「Jewels in the Crown:All-Star Duets with the Queen」をリリース。
2008年
DMIレコードでホリデーアルバム「This Christmas、Aretha」をリリース。
2009年
バラクオバマ大統領の就任式で「My Country, ‘Tis of Thee」を演奏。
2010年
イェール大学から名誉学位を取得。
2011年
自身のレーベル、Aretha’s Recordsの下で、アルバム「Aretha: A Woman Falling Out of Love」をリリース。
ローリングストーン誌の「史上最高の歌手100人」で第1位、「史上最高のアーティスト100人」で第9位にランクされた。
2012年
プリンストン大学から音楽の名誉博士号を取得。
2014年
アルバム Aretha Franklin Sings the Great Diva Classics リリース。
ハーバード大学とニューヨーク大学から名誉学位を取得、その他多くの大学から学位を授与される。
2015年
キャロルキングを祝うケネディ・センター名誉賞の授賞式で、”(You Make Me Feel Like) A Natural Woman”をパフォーマンスし、絶賛を受ける。
リズム&ブルースの殿堂入り。
ビルボードが、史上最高の女性R&Bアーティストに指名。
2017年
ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団と一緒にアルバム A Brand New Me をリリース。
ビルボードトップクラシックアルバムチャートで最高5位となり、彼女の死後2位に上昇。
デトロイト市は、マディソンストリートの一部、ブラシストリートとウィザレルストリートの間の名前を「アレサフランクリンウェイ」に変更。
2018年
デトロイトにある自宅で膵臓癌のため死亡。
Aretha: With The Ray Bryant Combo (1961)
The Electrifying Aretha Franklin (1962)
The Tender, the Moving, the Swinging Aretha Franklin (1962)
Laughing on the Outside (1963)
Unforgettable: A Tribute to Dinah Washington (1964)
Runnin’ Out of Fools (1964)
Yeah!!! (1965)
Soul Sister (1966)
Take It Like You Give It (1967)
I Never Loved a Man the Way I Love You (1967)
Aretha Arrives (1967)
Lady Soul (1968)
Aretha Now (1968)
Soul ’69 (1969)
Soft and Beautiful (1969)
This Girl’s in Love with You (1970)
Spirit in the Dark (1970)
Young, Gifted & Black (1972)
Hey Now Hey (The Other Side of the Sky) (1973)
Let Me in Your Life (1974)
_Until You Come Back to Me (That’s What I’m Gonna Do) ↓
With Everything I Feel in Me (1974)
You (1975)
Sparkle (1976, soundtrack)
Sweet Passion (1977)
Almighty Fire (1978)
La Diva (1979)
Aretha (1980)
Love All the Hurt Away (1981)
Jump to It (1982)
Get It Right (1983)
Who’s Zoomin’ Who? (1985)
Aretha (1986)
Through the Storm (1989)
What You See Is What You Sweat (1991)
A Rose Is Still a Rose (1998)
So Damn Happy (2003)
This Christmas, Aretha (2008)
Aretha: A Woman Falling Out of Love (2011)
Aretha Franklin Sings the Great Diva Classics (2014)