イスタンブールの自転車シェアリングサービス「isbike」の利用方法

イスタンブール isbike 自転車
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イスタンブールは、トルコ最大の都市で、東ローマ帝国(4~15世紀)およびオスマン帝国(15~20世紀)の帝都が在ったことから見所が多くあります。イスタンブールには自転車シェアリングサービス「isbike」があり、そのステーションが主に市の南側・マルマラ海沿いに多くあります。
シェアサイクルを利用しての観光やお買い物は気分がいいものです。ここでは、イスタンブールの自転車シェアリングサービス「isbike」の利用方法について紹介します。

isbikeとは

isbikeは、イスタンブール市が運営している自転車シェアリングサービスです。実際の運営は、市が出資して設立した会社isparkが行っています。
isbike は、2012年からサービスが開始され、現在、市内に広く140以上のステーションが展開され、1500台以上の自転車が配置されています。

isbikeで配置されている自転車は、青と白のツートンカラーで、26インチの3段変速、シート高さの調整が可能で、前にカゴが付いています。日本では、自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されていますが、トルコではそのような規制はなされていないようです。

isbikeでの自転車の借り方

イスタンブール isbike 自転車

isbike ステーション

isbikeを利用するには、モバイルアプリを使う方法と、各ステーションに設置されているタワーシステム(キオスク)とクレジットカードを使う方法の2通りがあります

モバイルアプリを使う方法の手順

モバイルアプリを使う方法の手順は、以下のとおりです。

① Google PlayやApp Storeなどからモバイルアプリをダウンロード
② 個人情報を入力してアカウントを登録
③ 「Rent a bicycle」ボタンを押す
④ 年間サブスクか1回限りか選択

年間サブスクプランについて

年間サブスクプランには、「スタンダード」と「プラス」があります。年間の定額料金は、スタンダードは80TL、プラスは350TLで、そのほかどちらも利用の都度に料金がかかります。
プラスとスタンダードの違いは、30分間無料利用権が付いているかいないかで、プラスは、通勤等で1回30分以内の利用をする市民に多く利用されています。アプリを利用する際には、アカウントに少なくとも 25 TL の残高が必要です。

【料金】

・年額:スタンダード80TL、プラス350TL
(プラスは30分間無料利用権付き(利用後2時間経過でリフレッシュされるので再び無料利用できます。複数台同時にレンタルする場合には2台目以降は無料権は付きません。)
・0~60分利用:14TL
・60~120分利用:20TL
・120~180分利用:28TL
・180分以上利用~:18TL追加/時間

⑤ 借りる台数を選択(3台まで可能)
⑥ ワンタイムパスワード(有効期間は15分)が送られてきます(トルコの携帯電話番号が必要)
⑦ ワンタイムパスワードを、自転車のところにあるテンキーに入力
⑧ 自転車のロックがはずれて、乗車可能となります。

選んだ自転車に欠陥がある場合は、5分以内に所定の位置に戻せば利用カウントされません。返却は、空いているステーションであれば、どこでも構いません。

正しく返却されれば、しっかりロックがされて、テンキーの上の画面にその旨が表示されます。正しく返却されていないとレンタル終了とならず課金されつづけますので、注意が必要です。

イスタンブール isbike 自転車

ワンタイムパスワードをテンキーに入力します。

タワーシステムを使う場合

isbikeのステーションにあるタワーシステム(キオスク)を使う場合(クレジットカードが必要)の手順は、以下のとおりです。

① isbikeのステーションにあるタワーシステムの画面で言語を選択(英語対応可)
② 次に、自転車レンタルボタン「HIRE A BICYCLE」を押します。
③ 画面上の契約内容を読み、確認ボタンを押します。
④ クレジットカードボタンを押します。
⑤ 自転車の台数を入力(最大3台まで)
⑥ トルコの携帯電話番号を入力
⑦ クレジットカードを入れます。

クレジットカード利用の際の料金等

クレジットカード利用の際には、150TLがデポジット(預け金)とされます。利用料金は、時間により次のとおりとなっています。

・0~60分利用:14TL
・60~120分利用:23TL
・120~180分利用:29TL
・180分以上利用:18TL追加/時間

デポジットから残金が発生すれば、利用後2~7日以内にクレジットカードに返金されます。

⑧ ワンタイムパスワード(有効期間は15分)が送られてきます
⑨ ワンタイムパスワードを、自転車のところにあるテンキーに入力
⑩ 自転車のロックがはずれて、乗車可能となります。

選んだ自転車に欠陥がある場合は、5分以内に所定の位置に戻せば利用カウントされません。返却は、空いているステーションであれば、どこでも構いません。

正しく返却されれば、しっかりロックがされて、テンキーの上の画面にその旨が表示されます。正しく返却されていないとレンタル終了とならず課金されつづけますので、注意が必要です。

以上、isbikeの利用方法を紹介しました。利用料金については、頻繁に変わっているようです。

イスタンブール isbike 自転車

タワーシステム(キオスク) を利用してもレンタルできます。

トルコで自転車シェアリングを実施しているその他の都市

イスタンブール isbike 自転車

イズミルのBisimのステーション

トルコでの自転車シェアリングは、イスタンブールのほかに、イズミル(サービス名は、Bisim)、コジャエリ(KOBİS)、アンタルヤ(ANTBIS)、コンヤ(nextbike)、カイセリ(Kaybis)などでも実施されています。

まとめ

トルコ最大の都市・イスタンブールは、東ローマ帝国(4~15世紀)およびオスマン帝国(15~20世紀)の帝都が在ったことから、見所が多くあります。イスタンブールには自転車シェアリングサービス「isbike」があり、そのステーションが主に市の南側・マルマラ海沿いに多くあります。

シェアサイクルを利用しての観光やお買い物は、気分がいいものです。ここでは、イスタンブールの自転車シェアリングサービス「isbike」の利用方法について紹介しました。

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