『家計調査』(総務省)で年間収入別の年間支出(消費支出、直接税、社会保険料)を見てみる。
総務省が全国約9千世帯を対象にして行っている家計の収入・支出、貯蓄・負債などの調査。
毎月調査である。
総務省統計局家計調査のページはこちら。
家計調査の月値を年値にするため、「年間収入十分位階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出_勤労者世帯_2020」(家計調査 家計収支編 第3表 より)の支出値を12倍した。
また、収入値は過去1年間の収入を示す“年間収入”値を採用した。
“消費支出”とは…
食料、住居、光熱・水道、家具・家事用品、被服及び履物、保健医療、交通・通信、教育、教養娯楽、その他
表中、“他の非消費支出”は額が小さいため下の図では省略した。
また、“年間収入13,520千円”も下の図では省略した。
図化によりわかること。
●収入に応じた消費支出、直接税、社会保険料、黒字の平均像。
●直接税、社会保険料は、累進性が表れている(それぞれ課税所得、標準報酬月額が税額や料金のベースになっている)。