アラスカに引き寄せられ、原野や野生生物と共に生きようとした人たちの話を、星野道夫が聞く。
タイトル/
ノーザンライツ
サブタイトル/
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原タイトル/
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著者/
星野道夫
1952年千葉県市川市生まれ。
高校在学中にアルバイトで旅費を貯め北米大陸を旅行。
慶應義塾大学経済学部へ進学し探検部で活動。
19歳のとき、神田の洋書専門店で購入したアラスカの写真集を見て現地でホームステイ。
慶大卒業後、動物写真家・田中光常の助手となるが2年間で職を辞す。
その後、アラスカ大学フェアバンクス校の野生動物管理学部に入学し、アラスカを中心にカリブーやグリズリーなど野生の動植物や、そこで生活する人々の写真を撮影。
1989年には『Alaska 極北・生命の地図』で第15回木村伊兵衛写真賞を受賞。
1996年、TBSテレビ番組『どうぶつ奇想天外!』取材のため滞在していたロシアのカムチャツカ半島南部のクリル湖畔に設営したテントでヒグマに襲われて死亡。
訳者/
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シリーズ名/
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出版社/
新潮社
出版年/
2000年
ページ数/
314p
価格/
990円(税込)
内容紹介/
ノーザンライツ(northern lights)とはオーロラのこと。
アラスカに憧れ移住した女性パイロットのシリアとジニー等、アラスカに引き寄せられ原野や野生生物と共に生きようとした人たちや現地インディアンやエスキモー等との話を星野道夫が聞き記した。
カラー写真多数収録。
感想/
★★★☆☆
著者の他の著作/
『アラスカ 光と風』
学生時代に初めてアラスカへ渡った時の体験や、著者にとっての初期のアラスカの旅が綴られている。
『イニュニック [生命]』
アラスカに家を建て、暮らし始めることで見えてきた風景や出会った人々について書かれている。
『旅をする木』
アラスカを一人で旅してきた著者が定住し、結婚、長男の誕生など様々な変化があった数年間の出来事を綴った一冊。
『長い旅の途上』
星野の没後に編集された遺稿集。
『星野道夫著作集 全5巻』
今までに刊行された全ての著作と単行本未収録の文章(雑誌・新聞掲載等)とともに、講演録の言葉をまとめた文章の全集。
以上は販売中のエッセイ集、その他写真集等多数。
星野道夫公式サイト↓
映画化/
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その他/
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